結論としては、Myfxbook自体がNGというわけではないです。自分の口座の管理用としては便利だと思います。ただ、他人の口座のレポートは計算が複雑すぎてEA性能を判断するには使えません。これはデモ口座だろうがリアル口座だろうが同じです。
主張は主に2つ。
ドローダウンを一例に挙げると、
・計算の定義は決まっているが3つある上に、期間や登録タイミングなどによって3つの計算方法の中でどれが採用されているのか本人しかわからないのでかなり不透明
・ドローダウンはEA利用者が一般的に知りたいドローダウンとはまったく違う計算となっている(恐らくほとんどのケースでかなり少なくなるはず)
信用にならないという人が多数
↓ドローダウンの項目は信用ならないらしい。
myfxbookはトレード履歴としては信ぴょう性高いですが、一部不正確なところがあります。
— keta.defi (@ktktdefi) March 31, 2021
・リアル口座の判別
→ブローカーや設定によってはデモがリアルと表示されることがあるらしい。
・ドローダウン率
→myfxbook内での計算方法がよくわからず、かなり大きな差があるので参考にならない。
計算がまったく合わないしずれてるらしい
Myfxbookに表示されるドローダウンの見方と計算方法
そもそも数字が信用ならないという人も
「Myfxbookの信頼性」を過信すべきでない理由
オプチャでも
・どんな計算してるのか不明
・問い合わせしてもよくわからなかった
・計算方法聞いたら「それ違うだろw」って内容だった
と話題になっていました。
問い合わせしたらとんでもない回答が返ってきた
ドローダウンの項目について、分母と分子は何か教えてください。
分母は現在の残高ですか?それとも有効証拠金ですか?当初の入金額ですか?
分子は含み損ですか?確定した損益の中のマイナスの合計ですか?
以下が回答です。わかりやすいように若干意訳しています。
ドローダウンは3つの異なる計算をし、その中で最も高い数値をドローダウン表示させています。そのため、実際の損失と含み損の両方を含んでいることもあります。
①各アカウントの更新時にドローダウンを記録。
②残高のドローダウンを計算。
③過去の価格(一日の終わり)に基づくエクイティのドローダウンを計算。
たぶんユーザーからすると「意味ないよ」て思うことはこれ。
・分母が現在の残高(相対ドローダウン)。
・過去のドローダウンは含み損ではなく、確定した損益のみで計算されている。
・リアルタイムで計測したものであれば含み損も計測されるが日中ではなく1日の終わり時点で計算される。
利用者がEAの良し悪しを判断するにあたっては、分母は推奨証拠金、分子はリアルタイムの含み損を知りたいと思うんですよね。いわゆる絶対ドローダウンです。月利100%でも度々含み損が90%以上行くなら使いたくないです。
「ドローダウン」という言葉だけを鵜呑みにすると痛い目を見そうです。ユーザーが本来知りたい情報ではないと思います。